補助金について

大きな出費になってしまう住宅工事に対して、国や自治体など様々な補助金制度が準備されています。

【 国の支援 】

2025年、日本政府は住宅の新築・リフォームに対する補助金制度を大幅に拡充しています。これにより、省エネ性能の高い住宅の取得や改修を支援し、家庭部門の脱炭素化を推進しています。

主な補助事業と金額

 

補助対象の条件(一部抜粋)

  • GX志向型住宅:断熱等級6」以上、一次エネルギー消費量35%以上削減、再生可能エネルギー100%以上導入、HEMS導入必須
  • 長期優良住宅:国の認定を受けた住宅で、耐震性・省エネ性・維持管理性などの基準を満たす
  • ZEH水準住宅:断熱等級5以上、一時エネルギー消費量等級6以上

なお、居住が土砂災害特別警戒区域・災害危険区域・市街化調整区域内の土砂災害警戒区域または浸水想定区域にあたる場合は、補助対象になりません。

細かな条件に、注意が必要です。

申請方法と注意点

  • 申請は登録事業者を通じて行う(必要があります個人申請不可)
  • 予算上限に達し次第、受付終了となる為早めの準備が重要
  • 地方自治体の独自制度との併用ができない場合もある為、事前確認が必要

 

詳しい情報は『住宅省エネ2025キャンペーン公式サイト』をご覧ください。

【 地方自治体の支援 】

住宅購入に関して、地方自治体独自の補助がある場合もあります。

地方自治体が提供する住宅補助制度は、国の制度とは別に、地域のニーズに合わせて設計されているのが特徴です。

ちなみに知多市では、若者定住促進や空き家対策、耐震化支援などに重点が置かれているようです。

それぞれの地域で支援は異なってきますので、お住まいの地域の補助制度を確認する必要があります。

詳しくは『全国の自治体補助金一覧』をご覧ください。

 

【 その他の支援 】

介護を目的としたリフォームや手すりの設置などでは、介護保険の利用が可能です。

それぞれの地域で、住宅の解体補助が出るところも多いです。

 

カワイ建築工房の考え

補助金の金額だけを比べていると、やはり多くの補助を受けたいと思ってしまいますが、その条件は意外に厳しく細かなものです。条件をクリアする為に、必要のない設備を入れ、余計な出費を増やしていては何をしているのかわかりません。

自分が住む家に、どれくらいの性能が欲しいと思うのか。まずは冷静に検討する必要があります。

「あれも、これも…。」と言っていては、予算は膨らむばかりです。

例えば、愛知県知多市で住む場合、雪国のような住宅性能は必要ではないと私たちは考えます。その地域に適した基準が定められているので、そちらを参考に家づくりを行っています。

カワイ建築工房での『標準仕様』もホームページに掲載していますので、そちらも参考に見て頂けるといいと思います。

ちなみに、カワイ建築工房の標準仕様で新築した場合『ZEH水準』となります。

ZEH基準に相当する断熱等級5よりも高い断熱性能6を持っています。

また耐震面では耐震等級3となります。こちらは、住宅性能表示制度における耐震性の最も高いレベルです。

コストを抑えるところは抑え、こだわる部分にはしっかりとこだわり、ていねいに家を造っていきます。

ただ、あくまで標準仕様であり、お客様の考えを聞かせてもらい、どのレベルの住宅性能にするのかなども、自由に検討していただくことが可能です。

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