
資金計画と住宅ローン
住宅の資金計画と住宅ローンは、家づくりと今後の生活を左右する重要なポイントです。あらゆる情報を共有しながら、慎重に計画していきましょう。
- 資金計画
1.総予算の把握
・建物本体工事
・付帯工事(地盤改良・外構など)
・諸費用(登記・火災保険・引っ越しなど)
(建替え・リフォームの場合は、解体費用なども必要になってきます。)
2.見落としがちな費用
・登記費用(抵当権設定など)
・火災・地震保険
・ローン手数料・保証料
・仮住まいの家賃・引っ越し費用
3.ライフプランとの連動
・教育費・老後資金・趣味や旅行なども含めて『返せる額』で計画するのが理想です。
- 住宅ローンの種類と特徴
銀行さんによっても、得意としている商品が違い、色々準備されているので、一度話を聞いてもらうのが正確ですが、簡単に特徴などをまとめました。

- 借入額の目安と注意点
・年収に対する返済比率は25%以内が理想と言われています
・「借りられる額」ではなく「返せる額」で判断するのが安心です
・ボーナスの併用は生活に余裕がある場合のみで、基本的に月々のお給料からの返済が理想的です
- 事前審査
・実際に借りられる額を明確にする
・複数の銀行を比較し、金利や保証料の差を確認
実際に借りられる金額がわかってくると、安心できますし、ぼんやりしていたイメージから実際に住宅建設に向けて動き出せるようになります。資金計画ができるようになるので、一歩を踏み出しやすくなります。
『事前審査』となると、年収や勤務先などの審査のように思えますが、お客様の『信用』といった部分での審査も行われます。気を付けたいのが、クレジットカードでの借入を繰り返していたり、以前支払い忘れたことがある携帯代など、普段の生活に馴染んでしまって、うっかりしてしまっている部分が浮き彫りになったりしますので、今一度、自分たちの生活習慣を見直すきっかけにするといいでしょう。