新しく始まる新築工事の図面をそろえたりと、忙しく過ごすぜんこうさん。
「あゆみさ~~~ん、ちょっと来て~~~。」と呼ばれ、様子を見に行くと…図面を前に悩む姿。
「電気図面なんだけどさ~~。」と、電気の場所、またそのスイッチで思い悩んでおりました。
今回は、玄関からの出入り、玄関から土間収納、土間収納から洗面室、リビングからキッチン、キッチンから廊下、など……。
とにかく人の動線のバリエーションが多い。2人で話し合いながら悩みつつ電気の位置、スイッチの位置、コンセントの位置などを検討しました。
最近は流行りの『回遊できる間取り』ですが、電気のスイッチ・コンセントなど…細かなところまできちんと計画しないと、回遊できるように見えるのは図面だけ。
実際の生活では、「いちいちスイッチを押しに戻らないといけない。」や「スイッチの場所まで暗闇。」「掃除機のコンセント届かない。」「セカンド冷蔵庫のコンセントがない。」「エアコンの設置場所、おかしくない?」なんてことが起こりうるのです。
図面だけ仕上がっていれば、快適な生活が送れる訳ではなく、生活する人が生活しやすい場所に電気やコンセント、水道設備に、最近では欠かせない通信設備など。必要な物が揃って初めてゆたかな生活ができると思うのです。
なので、図面を見ながらとにかく、あらゆる生活動線を検討して決定していきます。
設備は設備屋さんに丸投げ~~~!背負い投げ~~~!!な業者さんも実は結構あると聞きます。
設備屋さんもきちんと考えてくれては要ると思いますが、何度も顔を合わせ細かな好みや要望を実際に聞き取っているからこそわかることもあります。
カワイ建築工房は、最初から最後まで、担当は変わることなく管理するスタイルの工務店です。
担当者が変わるたびに不安になる…なんてことはありません。小さな工務店ですが、大手のハウスメーカーにはできない強みがここにあると思っています。